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院長紹介

菅原 恒

地域の皆さまへご挨拶

菅原整形外科クリニック、院長の菅原です。長きにわたり地域の皆さまと共に歩んできたこのクリニックを、2019年に父から継承しました。

私は大学卒業後、仙台赤十字病院で研修を終え、東北大学病院や東北労災病院で整形外科領域におけるさまざまな治療に携わってきました。2010年に宮城県内の病院へ異動し、翌年の3月11日に東日本大震災に見舞われました。時間を追うにつれて外傷の患者さんが次々と運ばれてきて、必死に治療に当たったのを覚えています。医師も医療資源も不足し、何をどうしたらいいかわからない状況で、病院に寝泊まりして懸命に対応したこのときの経験は、私にとって医師人生の大きな糧になっています。

岩手県立磐井病院に勤務していたとき、一関にはリハビリテーションを提供できる整形外科クリニックがなく、医療行為を行うことのできない整骨院に通われている方が多くいることを知りました。「リハビリによる適切な治療が受けられずに困っている人たちを助けたい」と考えるようになったことが、継承を決意したきっかけです。

心の痛みに向き合う医療を

「心の痛みに向き合う医療を」という言葉をクリニックの理念に掲げ、継承当時から患者さん一人ひとりに寄り添うきめ細やかな医療を提供できるような体制を目指してきました。患者さんが望む治療法をご提供するために、お一人おひとりの生活環境やバックグラウンドを正確に把握するよう心がけています。

たとえば同じ「歩行困難」でも、100メートルしか歩けないようでは仕事ができない、という年代の方もいれば、100メートル歩けるならこと足りるご高齢の患者さんもいるでしょう。その方の生活環境によってニーズが変わるため、患者さんが望んでいること、必要としていることを踏まえて治療法を提案しています。その際に大切なのは、情報をきちんと伝えること。治療によるリスクとベネフィットをしっかりとお話して、患者様自身が冷静に治療法をご判断いただけるよう努めています。

身体に痛みがあると、人は心まで落ち込んでしまいがちです。私たちは単にけがや病気を治すだけでなく、お一人おひとりの気持ちに寄り添い、患者さんが体を動かせる喜びを取り戻せるように伴走します。何か気になることや心配ごとがありましたら、些細なことでもご相談ください。お力になれることがきっとあると思います。

医療は日々進化していくものですので、自己研鑽を重ねて新しい知識や確かな技術を身につけ、患者さんの身体機能の回復やQOLの向上に貢献していきたいと考えています。

一つひとつの治療の質を高め、当院にかかることで「以前よりも体調が良くなった」と言っていただけるよう、スタッフ一同日々精進してまいります。今後とも菅原整形外科クリニックをよろしくお願いします。

プロフィール

  • 昭和55年生まれ、岩手県出身
  • 聖マリアンナ医科大学卒業
  • 仙台赤十字病院初期 研修
  • 東北大学病院整形外科
  • 東北労災病院
  • 登米市立登米市民病院
  • JA 厚生連平鹿総合病院
  • JA 厚生連大曲厚生医療センター
  • 岩手県立磐井病院
  • 平成31年医療法人菅原整形外科クリニック院長就任

所属学会・専門医

  • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
  • 日本整形外科学会認定 スポーツ医
  • 日本整形外科学会認定 リウマチ医
  • 日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医

インタビュー記事の紹介

DOCTORVIEW / ドクタービュー

インタビュー記事をご紹介します。

ドクタービュー

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信頼の主治医

「信頼の主治医」というテーマで取材を受けましたので、ご紹介させていただきます。

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